見えない部分に支えられているからこそ
見える部分がある
加納 明香、坂口 裕美
GAMOYON Gallery(大阪)
2025.12.5-12.15
この度、加納明香と坂口裕美による2人展を開催いたします。
展覧会名は、それぞれの制作上で鍵となっていることをあらわしています。
加納は、風景に対時した時の知覚や体感を手がかりとして風景を描いています。
風景を見る際、目の前の見ている範囲だけでなく、視界の外や背後にまでそれは広がっています。
加納はこの広がりの感覚を絵にするべく、見えない部分まで感じさせるような空間をつくり出します。それは自作した木枠に画布を張り側面まで絵が続いてゆくという、物としてのあり方からも探求されます。
坂口は、花や天使などのさまざまなモチーフを、型紙やマスキングの技法を使うなどの工程を踏みながら描きます。
また使用する色彩は赤と青の対比を基本に、第三者的な色としての黄、明暗としての白と黒に限定しています。
見えない部分とも言えるモチーフにまつわる意味や、社会の中にある事柄、自身の生活している中での出来事を、見える部分であるモチーフに織り込み、制作しています。
各々の「見えない部分」と「見える部分」の関係からうまれた作品を、ぜひ会場でご覧ください。
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